1箇所15分の時短ラクラク大そうじ術

年末は何かと忙しく、大そうじにまとまった時間がとれない事もあります。でも1ヶ所15分で終わる大そうじなら実践できますよ!便利グッズやプロのテクを使って1年の汚れをしっかり落としましょう

油汚れびっしり!換気扇フィルターをきれいにする近道

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調理中に吸い込んだほこりに、揚げ物や炒め物の油、蒸気がからまってベットベトなのが換気扇フィルター。フィルターカバーをつけていればまだ汚れはマシですが、うっかり付け忘れていたときに限ってギットギトに!

ペーパータオルを利用して、汚れをゆるめてから落とすのがコツですよ。

用意するもの

  • 油汚れ用洗剤
  • ゴム手袋
  • ボロ布
  • ペーパータオル
  • 古い歯ブラシ
  • 雑巾など

 1.換気扇フィルターを外し、油汚れ用洗剤を吹き付ける

シンクで作業しますので、シンクには傷がつかないようボロ布などを敷いておきます。換気扇フィルターを外し、表面(汚い方)を上にして全体にまんべんなくスプレーします。

2.ゴム手袋をはめた手で洗剤をのばす

洗剤が全体に広がるよう、手で塗り広げる

3.ペーパータオルをのせて5分置く

伸ばした洗剤が乾かず浸透するよう、フィルター全体にかぶせる。洗剤が足りないようであれば(ペーパータオルが乾いたままの状態だと足りない)、ペーパータオルの上からさらに洗剤を吹き付け、手で塗り広げておく

4.ペーパータオルをはがす

5分後、ゆるんだ油汚れはペーパータオルに付着しているので、タオルを換気扇フィルターからはがす。はがすときは、フィルターにこびりついた汚れをタオルで拭き取りながらやりましょう。

5.熱いお湯をかけながら歯ブラシでこする

50度くらいの熱いお湯をフィルター全体にかけ、流しながら歯ブラシでこすり洗いする。汚れが落ちたらお湯でながし、水気をふきとる

それでも落ちない場合は…

大そうじのときしか換気扇フィルターの掃除をしない、毎日揚げ物や炒め物をする、など、汚れが何層にもかさなり、落ちない事もあります。

頑固な汚れになってしまったら、上記の方法では落としきれないこともありますので、お湯につけおく方法で落としましょう。

1.おおきなゴミ袋などに、外した換気扇フィルターを入れる

2枚重ねにした45リットルのゴミ袋などをシンクに置いて、中にフィルターを入れます。

2.熱いお湯と洗剤を入れる

フィルターが全部浸かるくらいお湯(50度目安)を入れたら、お湯10リットルに対して洗剤200ccを入れる

3.30分つけ置きする

お湯が冷めないよう、ゴミ袋の口を輪ゴムで縛って30分おく

4.こすり洗いする

お湯を捨て(輪ゴムをほどくのではなく、袋の下端をハサミで切ると捨てやすい)、歯ブラシでこすり洗いして汚れを落とす